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●女性の身体●

女性の身体

女性と男性では、身体のつくりが異なってきます。産まれたばかりの赤ん坊は
、女の子でも、女性特有の身体のつくりは、出来あがっていません。女性の身
体は、成長と共に変化していきます。
女性の身体に変化が出てくるのは、10歳前後からです。この頃になると、身
長も伸び、体重も増加し、女性特有のまるみの帯びた身体になろうとします。
卵巣も働きを始め、女性ホルモンの一つであるエストロゲンも、分泌を始めま
す。初潮が始まると、卵巣の働きは、ますます活発になってきます。エストロ
ゲンの分泌も、次第に増してきます。初潮を迎える年齢は、13歳〜15歳の
間と言われています。初潮が始まっても、まだ、不規則で、無排卵のため、生
殖能力を持ちません。15歳以上になると、多くの場合、月経の周期も規則的
になってきます。少しずつ卵子も排出されます。卵子が排出されるようになる
と、生殖機能としての働きも備わるため、性交によって、妊娠の可能性も出て
きます。
女性は、思春期を迎えると共に、身体の変化が出てきます。この時期に、無理
なダイエットなどをすると、ホルモンバランスが崩れ、生殖器の発育にも問題
が出てきます。今まで、細かった身体が、次第にまるみを帯びてきて、太って
きたかのように感じる女の子も多く、男の子との身体の違いもハッキリとして
きます。生殖機能が成長し、働きを始めることで、妊娠が可能になります。生
殖機能が働かないと、妊娠は不可能です。まだ、結婚や妊娠が現実的な問題で
はない年齢から、生殖機能の働きははじまります。初潮を迎えることで、身体
の変化が、現実的になり、とまどいを覚える女の子も多いです。学校の授業で
、女の子から女性になっていく過程を勉強しますが、母親のサポートも、必要
となってくるでしょう。



排卵

排卵とは、2つある卵巣で、たった一つの卵子が成熟し、成熟した卵子が卵巣
から飛び出す現象をいいます。卵巣は、うずらの卵程の大きさで、子宮の左右
に1つずつ存在します。卵巣には、卵子の素となる原始細胞が500万個あり
ます。生理の頃になると、脳の視床下部から分泌されるホルモンによって、卵
巣に働きをかけ、原始卵胞の成長を促します。成長する卵胞は、一度に約20
個です。そして、もっとも成長した卵胞1つだけが、排卵を待ちます。残りの
卵胞は、消滅します。卵胞が、20ミリほどに成長すると、卵巣から、卵胞が
成熟したというサインであるエストロゲンが分泌され、これを受けた脳は、黄
体ホルモンを分泌し、卵巣に、排卵するよう働きかけます。成熟した卵子は、
ゆっくりと卵巣の外皮を破り、卵胞自身も破裂して、そこから卵子が飛び出す
ようになります。排卵は、左右の卵巣で交互に起こる場合と、一つの卵巣が連
続して起こる場合があります。
毎月、生理があっても、排卵がない場合もあります。通常、排卵は、生理が始
まってから約14日後にあります。排卵がない場合、無排卵性月経と言います
。近年、この無排卵性月経の女性が増えてきています。無排卵性月経になる理
由は、いろいろと考えられます。ストレス、遺伝性、過労、過激なダイエット
などです。排卵が起こらないと、無月経や不妊につながります。無排卵でも、
生理があるのとないのとでは、治療の方向性が異なってきます。生理があり、
排卵がない場合は、薬物治療や生活環境の見直しで、かなりの改善がみられま
す。基礎体温を測ることで、無排卵かどうかをチェックすることができます。
通常は、低温期から高温期に変わるとき、体温が下がるときがあります。その
前後2日間が、排卵が起こる時期です。しかし、生理があり、高温期がない場
合、無排卵月経であるとされます。無排卵の人は、早目の対処で、不妊などの
不安を取り除くようにしましょう。



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